施工事例

 

簡易的な再塗装でしたが満足の出来でした。
2013年2月20日

オープン当初からご愛顧いただいておりますお客様が
先日見えて今お使いのテーブルの天板の汚れが気になって・・
ちょっと飽きてきたと相談をいただきました。

何度か家具のお届けなどでお伺いしておりましたので
うっすら北欧の伸長式をお使いだったのを記憶していました
すぐにその日の夜 お邪魔して
完成度の高いチークのテーブルでしたので
これは表面に手を加えたらまだまだ使えると提案。
ただ工場に持ち帰ってすると塗装代もそれなりにかかってしまいますので
今回は自分が簡易的にすることに。

1週間後に取りにいき
お店でペーパーを使って削ります。
伸長式は伸ばした時に天板どうしの目地ズレがでないように
突き板で加工することがほとんどです。
今回もそのタイプでしたので
ゴシゴシ削るわけにはいかないんですよね。
コンマ何ミリの薄い板ですのでへたするとその下のベニヤが
出てしまいます。
結局細かいペーパーをカットして直接指で持って端から地道に削りました。

その日の夜にご依頼くださったお客様が様子を見にお見えになりました
小キズやシミはほとんどなくなっていて
しかもペーパーで削ったあとは白っぽくなっているので
均一な感じがするのですが
ふきんを濡らして拭いてみますと
天板のあちこちでまだ今まで付着しているオイルなどが落ちきれてないところは
色が違うのがわかるんですよね。
そうなるとお客様とここがちょっと、いやこっちもとなり
初めは自分だけがゴシゴシこすっていましたが
途中からはお客様も自分でペーパーをもち一緒になってゴシゴシゴシゴシ。
夜の7時ごろお客様が見えたのですが
それから二人で作業をはじめて、おしゃべりしたり途中休憩でおやつを食べたり
結局9時半くらいまで作業してしまいましたが
いやー楽しかったです。たくさん笑ってしまいました。

お陰さまでまずまずいい感じになりました。

無垢と違って染み込みは少ないですが
それでも先に浸透性のオイルを塗って
翌日撥水性のオイルを塗って無事完了。

お客様も自分でこすったり塗ったりしたので
よりこの天板の癖やメンテナンスの仕方がわかったようでした。

二日目に自分の腕は少し張りがあったのですが
お客様は平気だったようで・・・・

O様 楽しい時間をありがとうございました。

再塗装前。10何年使っているのでシミや小キズがあちこちに。

全体を手ペーパーで地道に。これはまだ途中段階です。


削り完了です。突き板のリピート杢がしっかり見えてきました


伸長分の天板も合わせて下塗りオイル塗装後です。


ほとんど目立つ傷やシミもなく綺麗にいきました!

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