リフォーム家具の仕様がようやくまとまってきました
2014年7月2日
先日戸建てのリフォームが始まるお話で
既存の壁面家具が各部屋に設けられています。
活かせるものはそのままいかし内部をウレタンで仕上げていることを
ご紹介しました。
今回はその家具の表にきます扉や引き出しなどの
仕上げの件です。
今はウレタンで仕上げてあるのですが
色が好みでないのと多少劣化で焼けてしまっている箇所もあり
この色を変えましょうとなりました。
さてさてどうやってやろうかと
だいぶお客様と悩みました。
扉だけ作り直す。この上から塗り直す。上からシートを貼る。
綺麗さや素早さ、コスト面などでそれぞれ一長一短だあるんですよね。
やはり数が数なので、もったいないというのがありましたので
リビングダイニング以外の個々のお部屋のものは
そのまま扉を利用することに。
それでまずは上から塗ってみるという方法になりました
安定して色を載せるには、ペイントも油性水性がありますが
やはり油性なんですよね。
ただここで問題なのが油性は基本艶がでてしまうということ。
それがちょっとお客様は好みでなかったので
艶なしができないかいろいろ試しました。
市販されているので白と黒はマット仕上げがあるのですが
それ以外の色はないんですよね。
ペイント屋さんにあたってみたりしましたが
なかなかなくて・・。それで艶なしの透明のウレタン塗料を使ってうまくできないかなあとなりまして
はじめ艶有り着色材を塗ったあとその上から艶なしの透明ウレタンを塗ってみたり
はじめから艶有りに混ぜてぬってみたり・・・。
ペイントのお試しの一部です。 マット仕上げはむずかしい~。
使わない扉ににどんだけいろいろやってみたでしょうか・・・
配合を変えたり色を変えたり・・頑張った・・
で、いいとこまでいくのですが、どうしても広い面積になりますと
安定したマット感にならず、
結局、ペイントでは市販の黒マット塗料を使うことに
そこは高校生の娘さんのお部屋にすることになりました。
その他の個室はスリーエムのダイノックシートを。。
これもやはりカタログでみる3cm角の見本と
サンプルで取り寄せできるB5版だと雰囲気が違うんですよね。
10何枚取り寄せていろいろ試してみました。
シートは杢目や単色タイプもなんですが
金属っぽいものや布や革のような質感などいろいろあるんですよね。
その中から布や革などの質感を中心にいくつか選択しました。
ダイノックシートのサンプルなどなどいろいろ試してみました
ただお客様を迎えたり、普段家族で集うリビングダイニングは
作り直してこだわりの仕上げにすることに。
今回はすっきりした印象にと
杢目調をそれほどださず
扉などはつるっとした印象のエナメル塗装仕上げにします。
こちらもいくつかサンプルをつくり
本体は濃い目の杢目仕上げ
扉は明るいベージュのエナメル塗装にしました。
メインとなります家具の仕様がほぼきまってきました
またそれぞれの仕様で施工がはじまったらご紹介いたしまーす
エナメル塗装。光沢もあり何度も重ねてぬる工程なので深みがありますね。
ギャラリー
更新日 | タイトル |
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2024年8月25日 | お仏壇&電話載せ台 オーク材 |
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