施工事例

モミ　一枚板テーブル　アイアン脚
2014年5月3日

新居のお引越しに合わせテーブルをお探しのK様。ブルーグレーのアクセントクロスが貼ってあり
メイプル系の白い床材のリビングダイニング。テーブルも一枚板でありながら白っぽい感じの板をご希望でした。

目黒通りを中心の各ショップを回ってきたとのことですが
なかなかご予算と色目の合うものがなく、すこし足をのばしてその後弊社にご来店いただきました。
参考までにと希望の板の画像を提示してくださりそれがモミでしたので
丁度別のお客様分で確保してありましたモミの板をご覧頂き、
木目の雰囲気も予想どおりでまたご予算的にもこれならとすぐにご相談が進みました。
色目が通常ウレタンやオイルを塗りますと乾燥状態の表情より濡れた感じで濃くなります。
その色だとどうしてもお部屋の中で浮いてしまうということになりました。

いくつかのあったモミの板の中から奥行や長さなど希望の近いものを決め
その板をすこし長めに用意してその一部をカット。
そしてそのカットした材を利用して極力塗装後も色が変わらないように
白を混ぜながら近い仕上げを検討。
何度かK様にも足を運んでいただきこれならということで了解を得て
塗装をしました。
私も通常はオイルやウレタンを塗装すると今どこまで塗れているかがすぐわかるのですが
今回だけはどこまで塗ったのかわからないほどでしたので
希望の近い仕上げに出来たと思います。

お部屋は白系とスピーカーなどの黒が基本でしたので
テーブルの脚もアイアンの黒マット仕上げにしております。

配達時に塗装面をみて塗装前と変わらない印象でお部屋の色感とイメージ通りと大変喜んでいただきました。
「色も杢目もいいし、両端の耳部分もついつい摩ってしまいますね」と。

テーブルと一緒に写真をとK様からお声かけいただき
大変ありがたく感謝の気持ちでいっぱいでした。
K様　どうもありがとうございました。

カット材を使って色の調整確認をしました。

K様と一緒に記念撮影