施工事例

コノ字型　壁面ボード　ホワイト色（テレビ台・デスク・ラック）
2013年3月6日

建具やドアなど白の木製で面取りを施されアーリーアメリカン調に施工された新居にテレビ台とデスクと書類を収納するラックをご検討のS様。家具はそれなりのボリュームが予想されることから建具などの同じように面取りなどを施してしまうと重厚な空間になってしまうかもとのことで直線的でシンプルにとご要望でした。

お店にあるエースシリーズのダーク色の格子の３段チェストを見て大変気に入ってくださり、これを含めてとお話がでましたがすべてをダーク色にしてしまうと10帖ほどの空間にこれでも少し重い感じになりそうでしたので壁に近い白系を基本としてアクセントにチェストを組みこむ案になりました。。 白も当初は杢目のないポリ板の話がでてサンプル板を実際現地で合わせてみましたが、そこまでしてしまうとかえってお部屋の作りに対し軽い雰囲気になってしまうのでそれは避け、白でも近くに窓の建具があることからそれに近い風合いに合わせることで統一感がでてよいのではとなりました。キャビネットがナラ材でしたので他の部分も同じナラ材にしそれに建具に近い色を何度かサンプル色をつくって色を決めました。。 あまり段差を設けるとスッキリ感がなくなるのでデスクとテレビ台を同じ高さに、またとなりの壁にくるラックも途中のカウンターの高さをそれに揃えて面を揃えました。

デスクはキーボードを載せるスライド板を設け デスク下に入りますキャビネット部分は側板がテレビ台側にあるテレビ台の側板と重なりこれもスッキリ感が減るので側板を設けず天板を伸ばしてキャビネットで受けるようにこだわりました。。 左面のラックは下段はA4ファイルが２段収納できるように、上段は出っ張り感が出ないようい下段より引っ込め、また多少棚板の幅を変えて収納と小物の飾り段を兼ねています。。 デスク面と正反対の壁に外から入るドアがありますが、お部屋に入った時にとてもすっきりして家具が空間に馴染み中央に収めた格子の３段チェストがバランスよくアクセントになっています。。 また実際デスクの前のチェアに座った時にデスクワークの作業性が良いとともに時折息抜きに右上にある窓から外が眺めることができたりテレビを見たりできます。 また左のラックから書類なども取り出し易くとても異心地の良い空間になりました。。 今回もS様の設置後にいただきましたメールをご案内させていただきます。 以下メールより・・・ 本日は朝から作業にいらしていただきありがとうございました。 ご丁寧なお仕事振りに感心いたしますとともに 本当に色々とありがとうございました。 追加作業をもって完璧に出来上がったこのオーダーさせていただいたセットが やはり今日、先ほどから「ここが私の定位置だ！」って言っている様に聞こえますし、 すっかり馴染んでおります＾＾ この子を大切に大切に使わせていただきますね。・・・・終わり。。 私も試しましたが、この空間はとても羨ましかったです。 S様とはお店での打ち合わせもですがメールでいろいろ楽しくやりとりしていただきました。 どうもありがとうございました。。

お試しに窓下にチェストを置いてイメージ確認。

収納と飾り要素を兼ね備えたラック