施工事例

 

すこーしずつ反りが戻ってきたような・・
2013年8月30日

今日は久しぶりに猛暑ですね。
もううんざりと言ったところですが
今その暑さを利用していることがありまして

実は春先にお客様から倉庫に眠っている
キングサイズのベッドのフレームを使って
テーブルやデスクを作って欲しいと依頼がありました。

海外から取寄せたものだったらしく
ウォールナット材の厚い板をつかったとても立派なものでした。

(この立派なヘッドボードをカットしてテーブルに)

彫刻部分などカットして四角状にしたあと
そのベッドにつかっていたこれまた立派な足をそのまま
テーブルの足に流用します。

それぞレの材に多少割れはありました
十分使えそうでしたのでお引き受けしましたが
それからしばらく施工までお客様のところで預かっていただきました。

そして今月になってお預かりにうかがったころ
あの拝見した後からその材を外においてしまったみたいで
見てみるとまっすぐだったヘッドボードがだいぶ反ってしまいました。

まさかここまでは・・という感じでした

お客様も予測できなかったようですね。
たしかにこの厚さですので無理もございませんが
外気温に触れていたり濡れたり
その時 塗装の状況や仕上げの乾燥をどのくらいしたかで
このように変化してしまうんですよね。

それでも準備してみましょうとなりヘッドボードを
四角に取れる範囲でカット。
それでもやはり反りが残っていました。
お客様も急いでいないとのことでしたので
仕上げる前に、厳しいかもしれないですが
お預かりしてすこし陽にあてて
反りを戻す試みをしています。

通常 木は木表側に反ってきますが
今回はその逆側に反っていました。
多分そちら側を陽にあっててしまったと思います。
そういう意味では性質状からして戻る可能性もあるなあと思いつつ
毎日、木表側にえっこら陽をあてています。

最近あまり天気がよくなかったので
過ごしやすい反面、板への乾燥という意味では
発揮しずらい状況でしたので
なんとなく今ひとつの感じであり
毎日の出し入れがこの厚みの板ですと結構こたえました

が最近のまた暑さが戻ってきましたので
当たってるって感じがしています。
板にさわりますと結構熱くなっています。
たまに裏面に水をつけて湿らせて
より裏表の差を出します。

その甲斐もあってか
当初より反りが気にならなくなった!?ように思います。
もう一踏ん張り乾燥させて
塗装を両面しっかりしたり桟いれたりして
反りを対策をしつつ
仕上げしたいと思います。

が週末天気わるいんですよね・・・。
もう少しかかりそうかなあ・・

(カットして 木表側を陽にあてて反りを戻しています)

(だいぶ戻ってきた感じです)


(これも立派なベッドの脚ですよね。もったいないですので
約半分にカットしてテーブルの足として使用します。)

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