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古代文字 山中丹夸 個展に行ってきました。
2024年1月8日

当店でも以前、個展を開催しました古代文字画家の山中 丹夸さんが
ただ今、銀座で個展を開催しているとのことで伺ってきました。

漢字は3000年以上前の古代中国殷王朝の王が占いの為に作られた甲骨文字がルーツと言われております。
甲骨文字は亀の甲羅や牛の肩甲骨に文字を刻み神の判断を占ったものであり、その後殷から周の時代にかけて
宗教的な儀式や子孫に継承するために青銅器に文字に鋳込んだ金文があります。

それぞれの漢字の骨格となる形とその当時その形に込められている
意味を山中さんなりのイメージを踏まえて表現しています。

今年は干支の龍と神からの賜わり物のような言葉と文字をテーマにした内容になっています。

作品は掛け軸タイプも含め大小35点と見応えがあります。

(竜神の形を表現した文字の掛け軸)

それぞれの画の文字に対して、意味がわかる説明の用紙を
いただけますので、各作品と照らし合わせながら鑑賞できます。

どの作品もとても素敵ですが
個人的には
下記の作品が好きでした。


「羽」こちらの画は羽の形がイメージしやすく
形やバランスが良く、また勢いを感じました
サイズ70×156 軸装 参考価格¥300,000


「貯」貯積の意。 文字がスッとして額とのバランスが良い
額もまた味があって素敵です。
貯の文字がなんとなく蓄えれそうな気がして良いですね。笑
サイズ11×16(枠を除くサイズ) 参考価格¥10,000


「一途」一は算木の形。途は針形の器である余を地に打ち込んで地下に潜む
呪霊を祓い安全になった通路の意味だそうで、途にそんな意味が込められているとはちょっとびっくりしました。
現在思い浮かぶ一途とは意味あいがちょっと違ったようですね。
それぞれの意味も理解しながら一途の字がより魅力に感じました。
こちらも額と黒と文字の黒がとてもしっくり来て
素敵ですよね。
サイズ13.5×30(額を除くサイズ) 参考価格¥20000


「月」 見慣れている月が三日月のようであり丸い点のようなところが
満月にも見えてどこか馴染みやすバランスが良いですよね!
額の色がまた月のイメージに合いますね。
サイズ16.5×16.5(額除くサイズ) 参考価格¥25000

その他の作品もとても素敵です。
きっとそれぞれの画や文字に込められている意味を知ることで
お好みの作品があるかと思います。

ぜひお時間がありましたら
覗いてみてください。

2024年1月8日(月)~14日(日)
10:00~18:00(最終日は15:00まで)
ギャラリー くぼた 本館1F
東京都中央区京橋2-7-11

以前当店で開催した時の内容はこちら

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