古材が玄関の顔になり蘇りました
2015年1月26日
大寒を迎え、寒さもピークになってきました
インフルエンザや風邪も流行っておりますので
気をつけたいですね。
昨年の春、40年ほど住まれた家を取り壊し新しく立て直すにあたって
前の家で使っていた階段の板や柱を別の形にして新居でも利用できないかという相談をうけた
話をちょっとしました
その時は 三角部分の階段の板を四角に切り置き台に仮組みしたところまで
ご紹介させていただきましたが
そのあとをご紹介させていただきます。
置き台は 長年の使用で板が反っていましたので
裏の脚をつけるのにあたりぴったりつかない状態でしたので
脚をつけるところをトリマーという機械をつかって平らにしてから
取り付けました。
打ち付けてあった釘が抜けなかったりで大変でしたね
今回ちょうど天板の中央に綺麗に板目がもってこれたのが
グッドでした10cm角ほどの柱は
当時暴れ防止もかねてか組立のためか
一面が途中まで割れています。
それもあってどうやって使おうかなあと思いましたが置き台と同様に
柱の面影は感じたいですから
極力その柱の形は残そうと考えまして
思いついたのが柱をある程度に2本カットし
その間にさらに 薄く切った材を挟みこんで
傘立てにする案でした。
これなら柱の木目もわかるし、割れのはいった断面も横からみえるし
いいかもと製作。
経年による色焼けが
細かくカットするとなんとなくこんがり焼けたパンにみえたりして・・
このまま置いておきたいなんて考えてたりしちゃいました
置き台とおなじように
当時ついていた傷は残しつつ
再度 アンティークな感じで色付き塗装
床置きだと重い感じがしてしまうので
脚をつけて浮かせてみました。
どうです!
玄関で置き台と傘立てとして蘇りました!!
さすがに長年利用した木材たち、お客様も木目や傷をみると
使っていた場所が浮かぶようで
とても喜んでいただけましたよ。
天然木だけに私も大事にしたい気持ちは
ありますので嬉しいですね。
傘立ては親戚の方にもと
追加で製作を依頼してくださいましたよ。
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