リビングボード パイン&シナ材 フレンチカントリー色調にチャレンジしました!
2016年6月27日
今回はイレギュラーな製作での施工品になりますが、ご参考までにご紹介させていただきます
通常は お客様とやり取り後 デザインを起こして 基本製作は 北海道の工場で行いますが
ほぼお店で製作をしてみました
精度的には限られた工具や機械になりますので工場製作よりは劣る部分がでますが
より手作り感、ナチュラル感、リーズナブルにという面では勝る部分もあります
知人からの相談で
簡単なリビングボードのスケッチとお部屋のイメージや要望をもらいました
お部屋のクロスなどが 白い板張りのアンティークな風合いのものだったんです
周りの家具も 白いものが多いとの事で白い塗装が希望でした
どちらかといいますと 綺麗すぎる仕上がりより
素朴な雰囲気の仕上がり感が馴染みそうだったんですよね
それで先ほどの店での製作に合致する点が多かった
知人も 製作もふくめトライしてみて、と
話してくれたので、それならばと チャレンジすることに
今までも簡単な棚などはお客様のご要望でお作りしてはいたのですが
ここまでの大きさのものは初めてだったんですよね
不安な部分もありましたが
わくわくもそれ以上にありましたね
材は表面はパイン集成材、水性の白をつかって
杢目がでるように。ちょうど集成材が表情を豊かにしてくれます
色調はフレンチカントリーをイメージする感じですね
本体部分は 同じ材でなく シナ材をつかって
リビングボードが壁と馴染みすぎないように
ボケないようにかえてみました
塗料も オイルやウレタンなどは 濡れ色や黄変してしまうので
極力 シナ材の素のままが残るように
こちらも水性で 濡れ色のならないものを。
塗っていても どこを塗ったのか わかりづらいので
大変でした。
手元には 基本 電動ドリルや丸ノコ
みぞ切りのトリマなどポータブルなものしかなかったのですが
それを出来る限り駆使して
引出や扉は取っ手がいらいないとのことで
引出の前板は下を斜めにカットしたり
扉は 一部分のみサンダーとペーパーで落としたりして手を掛けるように。
引出本体は 地板を下からネジでとめたいところでしたが
長い目でみますと それも弱い部分もあるおで 工場と同じやり方で 側板の一部をトリマで溝をきって
そこに板を挟み込みました
テレビ上のLED照明も配線が見えるのが
気になるので そこも溝をきって埋め込みました
やっぱりそのあたりは こだわりたくなりますよね~
妥協をしたくないとなると結構時間がかかりましたが
なんとか完成しました!
知人と一緒に設置をし
壁一面だけどかえって広く見えるねと
また想像以上の出来栄えと喜んでもらえました。
今までの べた塗の白い家具と違って
木の表情がある白塗りがいいなあと。
設置したときは 夜だったのですが
テレビ上の間接照明をつけながら一緒に食事をさせていただきました
電球色もあり温かみのある雰囲気になります
早く色々飾りたいね~なんて話をしながら・・
そして翌日の朝 写真を撮ってメールをくれまして
夜の照明をつけた雰囲気もよいけど 自然光の白が際立つクリアな感じも
いいねと 家族でニヤニヤしながらボードをみていますと
嬉しい言葉を送ってくれました
楽しい製作ありがとうございました
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- 商品名
- リビングボード ホワイト フレンチカントリー調
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- サイズ
- W3000 D400 H2100
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- 材質、仕上げ
- 前面パイン集成材 ホワイト色 本体 シナ材 無色塗装
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